モチベーションを維持して働き続けるのは、看護師にとって欠かせないことだ。
気落ちした状態で働くことになると、仕事のクオリティーにも差が生じてしまうだろう。
常に高いレベルの看護を実践していくために、仕事全体に対するやりがいが見いだせるよう心がけなければならない。

モチベーションの維持を実現するための取り組みの事例として、休憩時間の有効活用が功を奏しているケースは多い。
一日中働き続けるのは大変であるため、ほんのわずかな時間であっても休憩時間を作ることはよくある。

その休憩時間にただ休むのではなく、魅力的な趣味を組み込むことで精神的な疲れを回復させるのに成功している。
スイーツを食べたり、コーヒーを飲んだりするのは典型的な例であり、自分に対するご褒美として意識すると効果も高くなる。
また、もう少し余裕を持てる休憩時間が取れるなら、編み物などの手芸を少しずつ毎日行うようにしたり、フラワーアートを作っていったりするのも良い方法だ。

心から楽しむことができて、わずかな休憩時間でも有効活用できるかと考えると難しい場合もある。
そのため、職場で話題にし、互いに相談して方法を教え合っている現場も多い。
ある人が始めた趣味のお陰で、現場の看護師全員がやりがいをもって働くようになる場合もある。

モチベーションの維持にはただ休憩をするだけでなく、精神的な疲れを癒やすための趣味を取り入れるのが有効であり、職場全体で共有できるとさらに効果が高まるだろう。